まず、仕様をみてください。これだけの事ができます。
<描画機能>
・ウィンドゥ/フルスクリーンの選択(初期化時のみ)
・画面消去
・画面消去色指定
・ダブルバッファ切り替え
・文字列描画
・FPS取得
・描画領域指定
・直線/矩形描画
・ビットマップファイル読み込み(ブロック化可)
・ビットマップリソース読み込み(ブロック化可)
・ビットマップ描画
・透過ビットマップ描画
・ビットマップ回転/拡縮描画
・透過ビットマップ回転/拡縮描画
・ビットマップ変形描画
・透過ビットマップ変形描画
・アルファブレンド/加算ブレンド
<入力機能>
・キーボード入力/マウス入力
・ジョイスティック(ジョイパッド)入力(幾つでも可)
・マウス座標取得
<音声機能>
・Waveファイル読み込み
・Waveリソース読み込み
・Wave再生/停止
・音量設定
・現在再生中かどうかの取得
こうやって一覧にすると多機能すぎて初心者の方はやる気をなくしてしまうかもしれません。
しかし、よくみると機能自体はそれほど多くないんです。
ビットマップに注目すると読み込みと表示だけで全体の半分もあります。
初心者用といえどゲームに必要な最低限のバリエーションはそろっているということです。
とりあえず簡単なゲームを作りたいなら必要な命令は10個以下です。
ね?とてもシンプルにまとまっているのがわかるでしょう。
SGL2DはSimple Game Libray 2D(シンプルなゲームライブラリ)の名前のとおりとてもシンプルなんです。
SGL2Dは初心者にとって難しいウィンドウズのメッセージループやWin32API、DirectXを隠してくれます。
だから本来の目的であるゲームプログラミング、アルゴリズムの部分に注力することができるのです。